ネットワークの自動化はPythonがいい、その理由の1つは豊富なライブラリ!

こんにちは、穂苅智哉と申します。 

このコラムでは主に、 Pythonを使ったネットワークの自動化をしたいというエンジニアの方向けに、Pythonとネットワークの自動化についての最新情報やPythonとネットワークの自動化基礎検定に関する内容を取り上げていきます。  今回は、ネットワークの自動化をする際にPythonを使うメリットの1つとなるライブラリの紹介です。具体的な利用イメージをつけていただけると幸いです。

ちなみにネットワークの自動化は、ネットワークに繋がっている機器やソフトに対して、継続的に、効果を最大化していくために自動化をするというものです。具体的には、死活監視、IPアドレス管理、プロビジョニングなどの自動化があります。

ネットワークの自動化で使われるPythonライブラリ

ネットワークの自動化で使われるPythonライブラリはとてもたくさんありますが、今回は5つ紹介します。

netmiko

netmikoライブラリは、SSHを使ってデバイスに接続し、コマンドを送信する事ができます。ネットワーク機器としては、Cisco, Juniper, Aristaなど幅広いメーカーのもので利用可能です。ユースケースとしては、①複数のネットワーク機器に共通の設定を自動で設定させる、②機器のステータス確認やトラブルシュートを自動実行させる、などがあります。

NAPALM

NAPALM(Network Automation and Programmability Abstraction Layer with Multivendor support)は、異なるネットワーク機器やOSに対応した統一されたAPIを提供しています。ネットワークエンジニアと管理者が同じコードやコマンドを使用し、ネットワークの構成管理、状態検証、ネットワーク検出などを実行できるものです。ユースケースとしては、①マルチベンダーでのネットワーク環境があった場合の管理の容易化とネットワーク構成の自動化、②監視やレポーティング、などがあります。

ncclient

ncclientは、NETCONFクライアントのためのライブラリです。NETCONFというのは、ネットワーク機器の設定やデータを取得するための標準化されたプロトコルで、複数メーカーのネットワーク機器で利用できます。NETCONFの設定内容や出力については、XML-RPCフォーマットになっています。

PyBuilder

PyBuilderは、Python純正のソフトウェアビルドツールです。ネットワークエンジニアや管理者がネットワークの自動化スクリプトとアプリケーションのテスト、ビルドするのに役立つライブラリです。また、Ansible、Pytest、Dockerなどのツールやフレームワークもサポートしているためネットワーク自動化タスクに適しているものと言えます。

Robot Framework

Robot Frameworkは、ネットワーク機器やサービスの自動化テストを作成、実行を行うためのライブラリです。例えば、Robotシナリオを記述するとテストの自動実行が行える、Assertionを利用することで、合否の自動判定が行える、などがあります。

いかがでしたでしょうか。もしご自身の業務に活かせそう、と思っていただけたら続きをお読みください。

Pythonを使ったネットワーク自動化には、「Pythonとネットワークの自動化基礎検定」

Pythonを使ったネットワークの自動化は日本でも普及が始まり、人材の需要も高まっています。Python自体の利用用途が豊富なことに加え、ネットワーク系のエンジニアでも扱いやすいことが理由の1つです。

Pythonによるネットワークの自動化を学習する方向けの知識評価のために、「Pythonとネットワークの自動化基礎検定」があります。この検定試験は、主に配属前から配属3年目程度のネットワークエンジニアで、ネットワーク自動化の構築・運用を担当する方が自分の知識を試していただくものになっていますので、基礎部分の理解がしっかりできているかどうかを確認するためにおすすめです。

Pythonとネットワークの自動化基礎検定では、合格体験記を合格者の方に頂いております。これから試験を受験されたいと思っている方はぜひ参考にしてみてください。

Pythonとネットワークの自動化基礎検定合格体験記

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