こんにちは、穂苅智哉と申します。
このコラムでは、Pythonとネットワークの自動化についての最新情報やPythonとネットワークの自動化基礎検定に関する内容を取り上げていきます。
今回は、実際に Pythonとネットワークの自動化検定を合格された方の合格体験記を見ていきます。
ちなみにネットワークの自動化は、ネットワークに繋がっている機器やソフトに対して、継続的に効果を最大化して行くために自動化をするというものです。具体的には、死活監視、IPアドレス管理、プロビジョニングなどの自動化があります。
CCIE SP認定と現在の仕事の自動化のための受験
体験記の1人目は現在ネットワークエンジニアとして、活躍されている方です。試験を受ける理由としては2つあり、1つ目は現在 CCIE SPの認定を目指している点です。この認定試験の中に、ネットワークの自動化の項目があるため基礎知識として習得をしておきたかったというものです。そして2つ目は現在の業務においての自動化のためです。Pythonを使った自動化を業務に取り入れることで業務効率化を目指していく第1歩としての受験となりました。
この方は、先にPython基礎認定試験の内容を学習しその内容をもとにしてネットワークの自動化に関する部分の知識アップデートをしました。
試験合格後、 Pythonとネットワークの自動化検定については基礎の部分の試験になるため実務面で活用しようとしたらもっと多くの知識を習得する必要があるという感想を頂いています。
ネットワークエンジニアとして、Pythonを活用した自動化の可能性を知るために受験
体験記の2人目は5年半のネットワークエンジニア歴がある方です。試験を受ける理由としては、今の仕事の中でのPythonとネットワーク自動化の可能性を深く知りたかったからということです。ネットワーク自動化にはPythonが多く利用されているため、Pythonと必要なモジュールを理解することが目的でした。
試験の対策として、まずはPythonの基礎試験で基礎を固めた上で、ネットワーク自動化に関するモジュール等は実際に手元で動かすことで理解をしていったということです。
試験合格後、基礎の重要な知識を得ることができましたが業務での活用や効率化についてはこれから知識を増やしていくということでした。
Pythonを使ったネットワーク自動化には、「Pythonとネットワークの自動化基礎検定」
Pythonを使ったネットワークの自動化は日本でも普及が始まり、人材の需要も高まっています。Python自体の利用用途が豊富なことに加え、ネットワーク系のエンジニアでも扱いやすいことが理由の1つです。
そこで、Pythonによるネットワークの自動化を学習する方向けの知識評価のために、「Pythonとネットワークの自動化基礎検定」があります。
この検定試験は、主に配属前から配属3年目程度のネットワークエンジニアで、ネットワーク自動化の構築・運用を担当する方が自分の知識を試していただくものになっていますので、基礎部分の理解がしっかりできているかどうかを確認するためにおすすめです。
ご興味のある方は、ぜひこちらのページもご覧ください。
https://network-engineer.jp/pynet_basic
Pythonとネットワークの自動化基礎検定では、合格体験記を合格者の方に頂いております。これから試験を受験されたいと思っている方はぜひ参考にしてみてください。